2010-07-28

人生の中のプログレ。

      
      
1ヶ月のごぶさたでございます。
      
この空白の1ヶ月の間、わたしの身に何が起こったのか?
なんと長年付き合ってきたパートナーと結婚したんですね。
      
それもハワイで。
      
ハワイ──
どこまでも青い空と海、爽やかに吹き抜ける風。
まさに地上の楽園。
ハワイ大好きなパートナーの
たっての希望で決まったハワイ・ウエディングですが、
もちろんわたしも嫌いじゃないっすよ。
      
ただ、そこはプログレ者、
「新郎新婦の入場曲は、ジェネシスの
『ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ』にしよう!
(あの重いメロトロンのイントロで荘厳に入場!)」といったら、
「ハワイアンとフラがあふれるパーティーにしたいの!」
と真顔で反対された…。
そんなぁ、冗談に決まってるじゃないですか…(ちょっと涙目)。
      
てなわけで行ってまいりました。ハワイ。
いやあ、あの開放感というかゆったりした空気感は
やっぱりすばらしいですね。
もちろんパーティーも盛り上がって楽しかった!
日本から来てくれた人、段取りを付けてくれた皆さん、
すばらしい会場と料理を提供してくれたお二方、
本当にありがとうございました。
      
そんな、たっぷりハワイを満喫したわたしの旅のお供。
わざわざ家から持っていったCD2枚。
      
↓ Waikiki Parc Hotel にて













                         
ジェネシス「眩惑のブロードウェイ」。
「ウォッチャー〜」の入っている「フォックストロット」も好きですが
ジェネシスで1枚、となるとわたしはこれです。
      
そして、
ハット・フィールド・アンド・ザ・ノース「ザ・ロッターズ・クラブ」。
フェイバリット中のフェイバリットにして
わたしのなかのオールタイム・ベストの座に四半世紀以上君臨する名盤。
毎年新年の“聴き初め”はこのアルバムと決めてます。
LPのUK盤に遠く及ばないCDの音質にはずっと悲しい思いをさせられてきましたが
昨年出たリマスター盤にてようやく満足。
躍動感あふれるリチャード・シンクレアのベースが戻ってきました!
「マンプス」におけるオルガンとのスリリングな絡みは
何百回、何千回聴いても鳥肌が立ちます。
      
      
…普通なら、MP3データにしてiPodなりを持っていくんでしょうけど、
これはそういうこととは全く意味合いが違うんですね。
極端な話、音楽を聴くことが目的ではないのです。
      
ホテルで聴けなくてもいい、ましてパーティーで流れなくてもいい。
人生の節目のその時に、同じ空間に共にいる、それが大事。
こちらもわたしの大切な“パートナー”。
      
青い海を眺め、爽やかな風に吹かれていても、
心に流れる音楽はプログレ。
それが我らプログレ者の心意気です。
      
      
      
      

1 件のコメント:

  1. 君のそのこだわりも、そこまで徹底すれば大したモンだよ…

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