最近は仕事でバタバタしていてなかなか平日に料理ができません。
週末に食材買い込んで余らせても
この季節、あまり長くとっておけないのが目下の悩み。
食材をいかに効率よく消費するか。
この命題で頭がいっぱいの今日この頃です。
さて。
梅雨空もどこへやら、真夏の暑さだったある土曜日。
じとじと雨に降られるよりずっといいけど
それにしても暑すぎる…
こんな日はトマトと卵の冷麺でさっぱりといきましょう。
これ、四川料理のシェフ、孫成順さんが
以前NHKでレシピを披露していた料理。
子供の時、夏の暑い日になるとお母上がよく作ってくれたのだとか。
具材はホントにトマトと卵だけ。
肉・魚一切なしで経済的。
孫さん…ご苦労されたんでしょうか…。
今じゃあんなに立派になられましたよ、お母さん。
確かにとてもシンプルな料理ですが、これが侮れないうまさ。
このために薬味の香菜も用意して準備万端。
いざ。
↓ちなみにスープは豚肉と冬瓜のスープ。
冬瓜もれっきとした夏野菜なんですってね。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXUqEt_N25xBnUcFS1ets8XqTmQPDS1e9q-VWnDfUKd_q7Hz5UC780h0WtzH381bqqJXgn7jRZmdEhY5wwKz_LQxoAS_XhpKlyW895it-bUW2CfwXrSpDpXxIsKGvBh3A5mo5ET3AY5Ow/s400/2010061213350000.jpg)
いやあ。われながらうまかった。
孫さんのお母さんありがとう。
しかしこのために香菜一束買っちゃったけど
いくらパートナーが大好きとはいえ
当然1回で使い切れるもんじゃないですね。
かなりあまってしまったぞ。
これは香菜大量消費メニューを考えねば。
というわけで翌日はヤムウンセン大盛り!
まだおかわりもあるからたんと食ってくれ。
この写真では撮影用にやや控えてますが
このあと香菜特盛りでいただきました。
自分で作ってみるとわかるけど
ヤムウンセンって、和えてあるタレの中に
香菜の根をすり下ろしたものが入っているんですよね。
しかもこいつは葉よりも香りが強いときてる。
タイ料理屋でヤムウンセンに乗ってる葉っぱを
ていねいに除けて食べてるパクチー嫌いの人!(じつは過去のわたし)
はっきりいってムダな抵抗です。
以来わたしも神経質になるのをやめました
(まあ、この日の特盛りのほとんどはパートナーが食べていましたが)。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhE5u4KSVVn3T_uoymMgZis8nc-ijJk2aOwmTrHfOrr6J5p4OoEBbLrypbeMIe5NS9dGyhQmYBBk_ESg20K208SQ867Blh_iZMk9ZjVi17L-UHq82KxSY_gKoSAchWlghIFgwZr_xb6Rdw/s400/2010061312450000.jpg)
パスタはナスと挽肉の豆板醤風味。
ニンニクの香りを移したオリーブオイルで挽肉、
次いで長ネギ、豆板醤少々を炒め、ゆで汁で乳化。
パスタを絡めて揚げ焼きしたナスをトッピング、
ネギみじんといりゴマをパラッとかけてできあがり。
常々思うんですが、基本的に中華とイタリアンって似てるよね。
いかにしてオイルに香りを付けるか、というベースの方法論が一緒。
あとは極端な話、ごま油をオリーブオイルに、生姜をニンニクに変えたら
簡単に中華がイタリアンになるし、その逆もしかりです。
上述のトマトと卵の冷麺も見た目からしてイタリアンっぽいしね。
そのせいか、わたしのなかでは
中華作ったりイタリアン作ったりっていうのが
違和感なく共存してる感じ。
たとえば、たまに和食を作ろうなんて思うと
けっこう頭を切り替えないといけないんですが、それが必要ないというか。
和食が苦手なのはこのあたりも関係してるかもしれません。
閑話休題。
さてさて、その日の晩メシ。
香菜はヤムウンセン第2ラウンドでほぼ食べ尽くせそうだ。
彼女がまた小田原へ行っているので、メインには干物を買ってきてもらおう。
副菜は、、、お。ナスが1本。
ナスでもキュウリでもどうして安売りは3本単位なんですかね。
たいてい1本余るんだけど。
それじゃあ、こいつは揚げ浸しにでも。
合わせるのはシシトウといきたかったんですが
ヤムウンセンで使い切れなかった青唐辛子を揚げてしまえ。
よしよし、けっこういろいろ使い切ったぞ。
なんだかへんに充実感あるなあ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgKIdVwVutNKjnVJDrqjYsnnE_7Rr_zlWmBNhn4iURmqVrROYWUiQZ9XzypG0Y4JaEFYAi2CyFFVPBMaAuBlWe6UROBaOJ8BnYrZAQjhXQGzC-uNesC0xMKGxEc7ZYU-9hLIKasJu83G-c/s400/2010061320140001.jpg)
余った食材を次々に活用していく。これぞまさに食材しりとり。
まあ、世の奥様方にとってはごくごく普通のことなんでしょうけど。
でもこういうちょっとしたことが面白かったりしませんか?
これって初心者特有の多幸感ですかね?
まさか密かに主夫化が進行している、なんてこたあないよなぁ…
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