ほんと、スポーツってのはこれだからたまらない。
14日に行われたNBAオールスターゲーム。
最終スコアは「EAST」141/「WEST」139。
ディフェンスもゆるゆるで、バカスカ点の取り合いしてるのに
なんで第4クォーター、残りわずか7秒できっちり同点になっちゃうわけ?
気楽に観ていたお祭りも最後はちゃーんと手に汗握る展開。
いろんな意味で、さすが。
バンクーバーオリンピックの女子カーリング、対アメリカ戦。
思わず数えてしまいましたよ。
1チーム4人が相手と交互にそれぞれ2投して1エンド。2×8で16投。
それが10エンドで×10、160投。
1試合そんなにたくさん投げるのに勝負を決めるのは最後の最後、160投め、
しかも1cmとか2cmの差だったりするわけです。
うーん、しびれる。
──じゃあ、それまでの159投や3クオーターと11分53秒は意味ないじゃん、
てことじゃ、もちろんないんですね。あたりまえですが。
むしろそこまでのしのぎ合い、
さらには試合に望むまでの練習やいろいろなこと。
それらたくさんのものが積み重なっているからこそ、
ギリギリの数秒、数cmにわたしたちは感動するわけで。
つまり観る方も、ダイジェストで最後の1投だけ観てもしょうがないのだ。
かくして、毎朝出社時間がずるずる遅れる今日この頃です。
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浅倉久志さんが亡くなって
なんとなく虚脱状態が続いている。
自分でも少々意外な感じです。
(好きではありましたが)それほど強烈に意識していなかったのは
昨日ブログに上げたとおり。
年齢を考えたらそんなことあり得ないのに、
なぜか、ずっと変わらず、淡々と、そこに居続けてくれると
勝手に思いこんでいた。
こんなふうに考えたことはなかったけど…
もしかしたら、
今までの人生で一番たくさん読んだのは
ヴォネガットでもクラークでも澁澤龍彦でもなく
“浅倉久志の本”かもしれないなぁ。
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昨日作った「白菜とベーコンのクリームスープ」は
油断してベシャメル焦がしてしまった失敗作。
ほのかに苦みが…
それでも「おいしい」とほめてくれるパートナー。
「まずいならまずいと、ちゃんと指摘してくれ!」とは思うものの…
さすが、打たれ弱いわたしの性格をつかんでるわ。
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