2010-02-08

料理の道はプログレッシブ・ロックの道なり。



毎日毎日寒すぎる!
新潟で生まれ少年期を過ごしたにもかかわらず
いや、だからこそ、もう寒いのは懲り懲り!
春を待ち遠しく思いながら震えております。

そんな寒い日の夕食はやはり鍋ですかねー、と、定番の展開をしつつ、
こちらもわが家の定番、になりつつある「鶏団子鍋」。
週末に作りました。







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まず昆布で引いたダシに味醂・酒でひと煮立ち、塩で薄めに味をつけて、
これをベースおよび継ぎ足し用のスープに。

団子は鶏挽肉に戻した干し椎茸とレンコンの粗みじんを混ぜ、風味と食感をプラス。
生姜の絞り汁・玉子・片栗粉・塩少々を加えてよく混ぜこみ、
しばし冷蔵庫で落ち着かせよう。

わが家は欲張りなんで鶏もも肉ぶつ切り(骨付き)も鍋に投入。
しっかり鶏ダシが出ます。
団子に使った干し椎茸の戻し汁も加えて。

具は他に水菜・きのこ類(舞茸・しめじ・えのき)・木綿豆腐・
拍子切りにしたたっぷりの大根。
そして焼いたネギ。
これは繊維を断ち切る方向に
細かく(0.5〜1mm間隔)直径の半分くらいまで包丁を入れて
長さ5〜6cmにぶつ切りにした長ネギを、少量の太白ごま油で焼き色をつけたもの。
以前、料理雑誌で読んだ方法です。
香ばしさとともに甘みが出てうまい!

味付けは基本、塩のみ。その代わり食べるときにはいろいろな薬味を。
まず、同量のレモン汁とごま油に
たっぷりのみじん長ネギを入れ塩胡椒した、ネギ塩ダレを用意。
そして、ゆず胡椒とかんずりも欠かせない。
かんずりってのは、コチュジャンのような唐辛子の調味料ですが
辛みが少しやわらかくゆずの香りもしてさわやか。
新潟の名産品だけど、
知ったのは東京に出てきて十数年もたってからであった…(不覚!)。
鍋にぴりっとアクセント。ぜひお試しを。


ちなみに団子に使った残りのレンコンは箸休めのきんぴらに。
繊維にそって大きめに切ることで食感がアップ!
これは有元葉子さんの本に書いてあったんだっけかな。
勉強になります!













                                    
ネットでも書籍でも鬼のように料理の作り方があふれてる今日この頃。
ちょっと調べればいろんなレシピが手に入ります。
そういうたくさんのレシピの中から、よさそうなところを
あちこちから引っぱって、加えて、組み立てて、というのがわたしのやり方。

クラシック、ジャズ、フォーク。
いろんな音楽を取り込んでいった、まさにプログレッシブ・ロックの方法論!

まあ、かなりこじつけですが。

でも時々、構想が膨れあがりすぎてえらい(調理)時間が長くなったり
いろんなことやりすぎてコテコテしつこくなっちゃうあたりは…。

…やっぱりプログレだわ。



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